痒み

痒くなったら掻けばいい

アトピーはとにかく痒いですよね?
痛みは痛いのをガマンするしかないのですが、痒みは我慢のしようがありません。

アトピーの方なら当たり前だと思いますが、爪を短く切っていると思います。
でも、爪を短く切っていても、掻きむしると血が出てしまいます。

アトピーの人は一般の人よりも皮膚が薄くなっていますので、少し強く掻くだけで血が出たり湿疹になったりします。

では、掻いちゃダメなの?我慢しなくちゃいけないの?

答えは、「我慢しないで掻いて下さい。」です。

痒みは絶対に我慢できるものではないですし、我慢をすればするほど我慢の限界が来たときに、その反動と開放感で必要以上に強く掻いてしまいがちだからです。
また、痒みを我慢すればするほどストレスにもなり精神的にも負担ですし、よりイライラして痒みが増します。

よく一般的に言われているのが、痒い場所を氷水やアイスノンなどの保冷剤で冷やせばいいといわれています。
私も今まで何度もそれらを使って冷やしてきましたが、正直言って面倒くさいです。
毎回保冷剤などを準備しなくてはいけませんし、湿度と保冷剤の温度差で結露になり周り中びしょ濡れになってしまいます。
この方法は、いままで長続きしたことは一度もありませんでした。

そこで私が現在ずっと行っている、痒み対策でもあり、痒いときの対処法をお伝えしようと思います。
私がやっている方法を是非試してみて下さい。

方法はとっても簡単です。
準備するものは、先が丸く加工されている弾力性のあるブラシのみです。
先の丸いブラシ
爪の代わりにブラシで掻くとキズもできにくいですし、せっかくできている瘡蓋(かさぶた)も剥がれにくいです。
よほど強く掻かなければ血が出ることはありませんので、爪で掻くよりもかなりマシですよ!

また、ブラシだったらどこでも置いておけます。好きな場所に、すぐ手に取れる場所に、いくつでも何個でも準備しておけば良いです。
痒くなった爪で掻くよりも真っ先にブラシを使う事を習慣にすれば、いつの間にか爪で掻く事も少なくなっていきます。

私の場合は、皮膚へのダメージも減り、皮膚の回復も妨げないので皮膚の厚みは以前よりも増していると実感しています。。

痒くなったらブラシで掻く!
是非お試し下さい。


先が丸く加工されているものじゃないといけません。
また、私がいろいろなブラシを使ってみた結果、ある程度弾力性のあるモノじゃないと痒さに対抗できる気持ちよさが得られません。
ブラシは百均などに売っている安いもので十分です。

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