アトピーの方は、入浴はどうされているのでしょうか?
脱ステ中のリバウンドの最中はさすがにシャワーをするのも大変でしたが、
現在は、できるだけ毎日入浴(ほとんどシャワーですが)するようにしています。
そして、シャンプーや石けんなどは極力使わないようにしています。
界面活性剤が入っている石けんなどは論外です。
大切な皮脂を必要以上に洗い流してしまいますし、界面活性剤は皮膚からの浸透率がとても高いと言われアトピーにとっては大敵です。
成分に界面活性剤と明記されていれば判断がつきやすいですが、商品の中には界面活性剤と明記していないものもあります。
また、「医薬部外品」「薬用」化粧品の場合は全成分の表示義務がないので注意が必要です。
そこで、界面活性剤で主なものをいくつかリストアップしておきます。
塩化アルキルトリメチルアンモニウム
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
塩化ステアリルジメチルアンモニウム
塩化セリルトリメチルアンモニウム
塩化セチルピリジニウム
塩化ベンザルコニウム
塩化ベンゼトニウム
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム
塩化アルキルジアミノエチルグリシン
臭化アルキルイソキノリニウム
臭化セチルトリメチルアンモニウム
臭化ドミフェン
セチル硫酸ナトリウム
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類(ラウレス○)
ポリオキシエチレンラノリン
ポリオキシエチレンラノリンアルコール
ラウリル硫酸塩類
ラウロイルサルコシンナトリウム
私の場合は、できるだけシャワーで済ませるようにしています。
本当は全く使わないのが一番良いのかもしれませんが、脇や股間など気になる部分だけを泡立てた石けんを手のひらを使って優しく洗うようにしています。
それ以外の部分は石けんやシャンプーなどはほとんど使いません。
汚い?って思うかもしれませんが、全く不潔ではありません。
また、アトピーの人はとにかく皮膚をいつも清潔にしていた方が良いので、私の場合はほぼ毎日シャワーを浴びています。
シャワーを浴びなかった次の日には、身体が痒くなります。
入浴は、一週間に1~2回程度していますが、ミネラル塩をつかったり、天然のハーブなどを入浴剤として利用しています。
以前は高額脱塩素剤を使っていましたが、私としては全く効果が得られないと感じましたので、現在は、脱塩素効果のあるシャワーヘッドや蛇口を利用しています。ホームセンターなどで2000円とかで売っているもので十分だと思います。
脱塩素に気を遣うよりも、界面活性剤の入った石けんやシャンプーは絶対に使わない!って決めてからのほうが、皮膚の調子の良さは実感できています。
そして他にも大切な事があるのですが、シャワー(風呂)から上がったらすぐに保湿をすることです。
髪の毛も濡れっぱなしにしていては、余計に乾燥しがちになりますので、すぐにドライヤーでおおかた乾かしてしまいます。
身体も濡れたままだと余計に乾燥しやすくなるので、すぐに清潔なタオルで拭くことが大切です。
もちろん、バスタオルは毎回清潔なものを使う事は鉄則です。
そして、3分以内に保湿をします。
すぐに保湿をすると、皮膚のしっとり感が持続するからです。
一番駄目なことは、髪の毛を自然乾燥させること。身体も中途半端に拭いて自然乾燥させることです。
自然乾燥は皮膚の過剰な乾燥につながります。
■アトピーの入浴のポイントは
毎日シャワーを浴びる
高額な脱塩素剤や器具は必要なし
できるだけ石けんやシャンプーは使わない
手のひらを使って優しく洗う
界面活性剤はアトピーの大敵
入浴後自然乾燥はダメ!
清潔なタオルでしっかりと水分を拭き取る。
髪の毛はドライヤーで素早く乾かす。
すぐに保湿をする。
といっても、やっぱり気になる部分だけは石けんを使いたいですよね。
実は、お気に入りの石けんや入浴剤もあるのですが、それについてはまた今度ブログで書こうと思います。