『血中のIgE抗体を下げて、アトピー症状を緩和する』と発表されたユーグレナ(ミドリムシ)。
ユーグレナをサプリメントで摂取し、アトピー治療に活用する試みも始まっているようです。
ユーグレナのサプリメントといえば、ネット通販などで身近に手に入る商品でもあります。
健康、栄養補助の機能も高く、使ってみる価値はあると思います。ですが、そこで気になるのが副作用ですよね?
ユーグレナには、何か副作用や危険性はあるのか、調べてみました。
ユーグレナでアトピー改善、気をつけたい3つの危険
結論から言うと、ユーグレナに副作用はありません。
また、ユーグレナに含まれる「パラミロン」にも、副作用は今のところ確認されていません。
「今のところ」という曖昧な言い方になるのは、ユーグレナもパラミロンも、まだまだ研究が始まったばかりだからです。
今後どのような結果が出てくるかはわかりませんが、現在の科学では副作用ナシと考えられています。
ただし、どのような方法で、どのくらい摂取するかによっては、不都合も出てくると思います。
考えられるケースは、次のような場合です。
(1)ユーグレナ以外に、危険な成分が入っているサプリ等を使った場合
一般的に、サプリメントには主成分のほかにも、さまざまな成分が配合されていることが多くなります。
「ユーグレナサプリ」と言っても、ユーグレナ以外の成分も入っているんですね。
(もちろん、ユーグレナ100%のサプリもあると思いますが。)
こうした他の成分の副作用や危険性が原因で、トラブルになってしまうことは考えられます。
(2)一度に大量に摂取するなど、過剰な使用方法をした場合
ユーグレナに限らず、どんな成分も、身体の許容量をオーバーするほど過剰摂取すると、健康トラブルの元となります。
砂糖をとりすぎると糖尿病になるのと同じですね。
これは私の推測ですが、ユーグレナの主成分パラミロンは、お通じを良くする作用もあるので、摂り過ぎると下痢や腹痛といった症状の可能性もあると思います。
サプリメントでも医薬品でも、用量・用法をしっかり守って使っていきましょう。
(3)ユーグレナ摂取と同時に、急激な脱ステロイドをした場合
アトピー改善にユーグレナを使用する場合、もっとも注意したいのが、ステロイドとの兼ね合いです。
たとえば、ユーグレナをステロイドの代替療法に選び、急激な脱ステロイドをしてしまった場合などは、ユーグレナとは関係なく、脱ステによるリバウンドの危険が伴います。
私自身も、脱ステのリバウンドが原因で、白内障を患うなど辛い経験をしましたから。
これらのことに気をつければ、ユーグレナの副作用は心配する必要ないでしょう。
それよりも、『血中のIgE抗体を下げて、アトピー症状を緩和する』という効果に期待したいですね!